つぎさん家

つぎさん家

独り言がだだ漏れ

Senheiser 超弩級フラグシップヘッドホン 【HE 1】を聴いて見た!

どうも つぎです

 

本日、ヨドバシカメラ札幌でSenheiser HE 1が試聴できたので感想を綴っていきたいと思います。

 

f:id:hedelick:20180120213328p:plain

 

ゼンハイザーヘッドホンの試聴体験会開催(ヨドバシカメラ札幌)

http://www.yodobashi.com/ec/news/1000114822/?kind=0002&store=0063

 

さて、その前にゼンハイザーの他製品も聴いて聴いてきたのでそのレビューからさせてください!

 

f:id:hedelick:20180120215757j:plain

 

今回試聴したのは、HD650・HD800 S・HD660 Sです。

 

試聴環境は、ソニーSACDプレイヤー【SCD-XA5400ES】とゼンハイザーのヘッドホンアンプ【HDV 820】でした。

 

f:id:hedelick:20180120220041j:plain

f:id:hedelick:20180120221643j:plain

 

試聴盤は、EVOLUTIONとマニフィカトです。

 

EVOLUTION

EVOLUTION

 

 

まずHD660 Sですが、最初に思ったのが「装着感が神」ということ。

 

以前、HD650を所有していた時期があったのですが側圧が強くてメガネをしてると痛いという欠点が。それから考えると随分と側圧が優しくなり、しっかりと耳を覆うぐらいの側圧に。そして軽い。

 

音質ですが、ソリッドとウォームの中間と言える低域と中域の程よい空間表現。そしてよく伸びる高域。全体のバランスが整って聴きやすさという面ではHD650よりも進化したと思います。

 

HD650に戻って聴いてみるとウォームで帯域が狭く感じます。より現代的な音になったのはHD660 Sだという感想を持ちました。

 

次にHD800 Sを聴きました。

 

f:id:hedelick:20180120221912j:plain

 

こちらも装着感が最高でした。

 

音質ですが、HD660 Sよりも全体域に渡って空間表現が強調されますが、音はしっかりと骨格を持って鳴っているので不足なく音楽に身を委ねて楽しむことができました。そして、ヘッドホンの存在が若干ですが消えますね。これは少し感心しました。

 

そして、本題のHE 1です。

 

お値段なんと720万。いやいや、720万円ですよ?

 

はい、どーん!

 

f:id:hedelick:20180120222846j:plain

 

天然の大理石(カッラーラ大理石)を使用し、12au7×4本・12ax7×4本(ドイツ製 メーカー不明)を使用しヘッドホンをドライブしています。背面の写真を撮影し忘れてしまいましたが、USB入力もついていたのでDA変換も内部でできるようです。

 

f:id:hedelick:20180120223659j:plain

 

f:id:hedelick:20180120230541j:plain

 

ゼンハイザーの営業の方(?)が同行されていましたが、少し詳しく教えてくれました。

 

ここからは公式ホームページにも書いていません。

 

まず、ヘッドホンにもアンプが内臓されているそうで真空管とハイブリッドで鳴らしているそうです。そして、真空管はメーカー不明だそうです。基本的に詳細は公表しないのがゼンハイザーのポリシーのようです。そして、真空管の特性を全てHE 1用に合わせて最良の状態で出荷しているそうです。また、真空管に蓋のように覆われてるガラスは電磁波対策のようです。大理石の効果もあって振動にも強そうですね。

 

しかし、ドイツ製というのが引っかかっていてもしかしてゼンハイザーでストックを持っていたものを挿してる可能性があるのでヴィンテージ管かもしれません。ムラードやシーメンスだと少し納得がいくのですが。

 

構造的に判断はできませんが、特にこれといった特徴のない真空管です。至って普通の真空管。ブラックプレートでもなければトリプルマイカでもなければスクエアゲッターでもない。強いていうならロングプレートだというぐらいでしょうか。

 

f:id:hedelick:20180120225513j:plain

 

では、肝心の音質ですが一聴してヘッドホンの領域を超えてきたなと思いました。

 

スピーカーの音と同じ音がします。それも我が家のタンノイと真空管アンプを組み合わせたような音が。ちょっとこれにはやられたと思いました。

 

響きもしっかり感じられるほど広い空間に骨格が伴い、音が濃いです。しかも、ちゃんと真空管の少し荒削りなところが出ていてハイブリットには感じません。HD800 Sで感じたヘッドホンの存在が消える感覚とHD650のような音の骨格がしっかりしてる音を両立させたような音です。これは現代のヘッドホンやイヤホンじゃ表現できないなと感じるほど新しい時代の幕開けを感じました。

 

割と誇張せずに言ってるつもりですが、伊達に700万超えてないなと。ホームページでも書いてある通り唯一無二でした。

 

f:id:hedelick:20180120230611j:plain

所有オーディオ機器の紹介

どうも つぎです

 

兼ねてからブログで所有機器の簡単な紹介をしていましたが、この度youtubeチャンネルに動作や所有感などを動画にしていきたいと思い、まずは上流のネットワークプレイヤーの動画を作成しました。

 

今後、他の機種も紹介していきます。

 

お時間があれば是非ご覧ください。

 


【オーディオ紹介】Cambrigeaudio CXN レビュー

アニソンを鳴らすには・・・

どうも つぎです

 

以前、自らのオーディオ観について記事を公開しました。

 

hedelick.hatenablog.jp

 

あれは広義のオーディオ観ですが、今回は狭義のオーディオ観としてお話できればなと思います。

 

というのもありがたい事に質問箱で質問が来ていました。

 

f:id:hedelick:20180113093549p:plain

 

近日とか言って一ヶ月近く記事書いてなかったのごめんなさい()

 

気を取り直して、せっかくなのでアニソンを鳴らすコツについて書いていきたいと思います。この記事はとても長いので時間のある時にご覧ください!

 

続きを読む

俗に言う『球遊び』 その後

どうも つぎです

 

さて、前回の記事はご覧頂いたでしょうか。

 

まだの方は下にリンクを貼り付けておくので是非どうぞ。

 

hedelick.hatenablog.jp

 

前回のおさらいをするとシーメンスの5814A管をゲットしましたというところまででした。

 

その後購入した真空管の組み合わせが求めていた究極の音のバランスを兼ね備えていたので、「とうとうここまで来たか・・・」という気持ちで賢者モード()

 

さて、早速ですが出し惜しみせずに紹介していきます。

 

続きを読む

俗に言う『球遊び』

どうも つぎです

 

トライオードのアンプを導入しタンノイの魅力がさらに出たところで前段の真空管を交換したい欲が出てきました。

 

そこで、交換するならヴィンテージ管(年代物)をあてがってあげようと思い、どの球にしようか迷っていたところに手頃な価格で転がっていた『Siemens 5814A 3Mica long Plate』が・・・。真空管のメーカーの中では有名なシーメンスの12au7管。軍用高信頼管です。

 

続きを読む

イヤホンのイヤーピースを変えてみた

どうも つぎです

 

突然ですが、皆さんはイヤホンをよくお使いだとおもいます。

 

私は、2chスピーカーがメインなのでイヤホンを使わないと思われがちですが、結構使っています。

 

現にイヤホンも当たりましたし、妻のイヤホンの音も好きなので拝借しています。

 

しかし、一つ不満が。

 

『音がいまいちパッとしない』

 

というのも、DITA Answer Truthぐらいのクラスになるともっと音の質が良いはずで、イヤーピースを変えることでもっとよくなる可能性を秘めていることに先日オフ会した時のフォロワーさんのイヤホンを聴いて思った次第です。

 

続きを読む

私が喫茶店にこだわる3つの理由

どうも つぎです

 

皆さんは、珈琲はお好きですか?私は自分で挽いて淹れるぐらい好きです。

 

そんな珈琲や紅茶、はたまた日本茶も楽しめる喫茶店の魅力について今回は趣向を変えてお話できたらなと思います。

 

f:id:hedelick:20171202185258j:plain

 

 

続きを読む