つぎさん家

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独り言がだだ漏れ

新しい出会いと別れ

どうも つぎです

 

今日は題名にもあるように新しい出会いと別れなんですが、この度2012年式スバル【フォレスターXT(SJG)】から「???」に乗り換えることになりました・・・!(後のお楽しみ。)

 

そういうからには、まずフォレスターとの出会いとこれまでのことをお話するしかありません。

 

まず、フォレスターを乗る前に父から引き継いだ10年目(当時)のワゴンRに乗っていました。10年目だけあり、坂道はアクセルベタ踏み、転勤で海辺にいたこともあり防錆加工しても腐敗が進みボディ剛性も悪いのでもろにエンジン音やロードノイズが入りたい放題。他にもエアコンは壊れる、タイミングベルトは交換しなきゃいけないぐらいうるさい。まさに「走る騒音」でもありました。

 

そんな年季の入った父の愛車ですが、さすがにエアコンが壊れた段階で買い替えは確実でしたので何がいいかを考えた時に当時は私も就職したてで「良い車は買えないな」と思っていました。それでもやはり車は北海道である以上は、四輪駆動の性能が高くて欲を言えば速い車が良いと思い、目を付けたのがスバルでした。

 

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スバルの中でどの車が良いか私には当時わかりませんでしたが、雪が降った時に車が埋もれて出れないという最悪の事態を想定して背が高い車がいいと思ったわけです。そこでSUVが選択肢に入り、ちょうどフルモデルチェンジしてバチバチに決まってるフォレスターに出会うわけです。

 

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そこから私はフルモデルチェンジという大きな壁に立ち向かうフォレスターの素晴らしさを目にしました。

 

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「1年。世界五大陸。10万キロ。」というキーワードを掲げ、全方位SUV(全ての局面で対応する車)として公式が動画を作成。それが素晴らしい動画で、フォレスターの魅力を私に余すことなく教えてくれました。

 

是非ご覧ください。

 


FORESTERLIVE PROOF MOVIE #01: Flinders Ranges, Australia

 


FORESTERLIVE PROOF MOVIE #02: Great Ocean Road, Australia

 


FORESTERLIVE PROOF MOVIE #03: Tasmania, Australia

 


FORESTERLIVE PROOF MOVIE #04: Valdresflya, Norway

 


FORESTERLIVE PROOF MOVIE #05: Col de Turini, France

 

フルモデルチェンジだけあって気合いの入った取り組みです。現在フルモデルチェンジした新型フォレスターの魅力を伝えるだけのプレゼンテーションは旧型のプレゼンテーションと比べると全くやる気を感じさせないものです。旧型でここまでしたならいかにフルモデルチェンジした後の進化や個性を感じられるかが私は知りたかったのですが、公式動画では単純に車の紹介で終わっています。以下を参照してください。

 


新型FORESTER:スバルグローバルプラットフォームのテクノロジー

 


新型FORESTER:2.5L 直噴エンジン

 

この他にたくさん動画はありますが、私が特に旧型から変化した部分だと思って紹介しました。特にスバルグローバルプラットフォームはサスペンションやボディ剛性の設計見直しがされ乗り心地は旧型より向上していると高い評価を受けています。ここには私も納得ですし、新型というからには重要な部分だと感じます。

 

しかし問題はエンジンです。

 

旧型では、2Lの直噴ターボエンジンとN/A(ノンターボ)がラインナップされておりました。私の乗っていた【XT】というグレードですね。それが撤廃されるかわりに排気量があがり2.5Lの【N/A】と2.0Lとモーターの【e-BOXER】がラインナップ。

 

いずれにせよトヨタの傘下に入ったスバルはもうトヨタ戦略なのか、ターボがラインナップされなくなったことなどを見てかなり悲しい現実です。ターボもあってこそスバルの愉しさがあったのではないかと感じています。また、北米専用の「アセント」にはターボがラインナップされており、最大8名仕様なので乗り心地もフォレスターより手が加えられていそうです。個人的にはこのアセントが正統継承された新型フォレスターなのでは?と感じてしまいますね・・・。

 

デザインも力強さがより一層強くなりましたが、旧型となんら変わりないので新型を名乗るには不十分な印象です。私のフルモデルチェンジをしたSJGフォレスターはSHフォレスターのフロントやリアの大幅刷新が行われただけあって新型はインパクトにかけるといったところですね。

 

最後に、私が旧型SJGフォレスターを乗って気に入った点は

 

・運転がうまくなったんじゃないかと思うぐらいのハンドリング性能の高さ、足回りが運転を愉しくさせた

 

・剛性の高い車体がしっかりと感じられ車内の静粛性や快適な居住空間を提供してくれた

 

・280馬力で0-100kmを5秒で駆け抜けるほどの速さ(ポルシェカイエンターボと同等の速さ)

 

これらが本当に私の中で印象に残ってる車で、これ以下で今後車は乗りたくないなと思いました。

 

さて、そんな新型フォレスターから私はこれだ!というものを選びました。

 

それが、冒頭で記述した「???」だった車!

 

2017年式マツダCX-5 XD L Package AWD(KF)】です!

 

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昨今のマツダでは「魂動デザイン」を基調とした車作りが行われており、非常に綺麗なフォルムの中に躍動感や生命力のある力強さのようなものを感じておりました。これはヨーロッパでも評価が高く、今回購入したKF型のCX-5はまるで欧州デザインと評価されるまでになりました。

 

www.mazda.com

 

また、エンジンや安全性能もしっかりと作り込まれています。【SKYACTIV TECHNOLOGY】と銘打ってエンジンからボディなど総合的に考え、人とクルマが一体になれるクルマ作りをしています。そして、私がフォレスターを購入した時、同時にチェックしていたのが安全性能。アイサイトがとかではなく衝突耐性などの剛性です。万が一ぶつけられた時に車がもろければそれまでですし、大切な人を乗せるとなると話は別ですから・・・。

 

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それらを考慮した結果CX-5は予防安全性能の総合評価で最高ランク「ASV++」と平成29年度 衝突安全性能評価ファイブスター賞受賞車種に選ばれました。これだけの安心と安全があればさらに購入意欲は掻き立てられるもので、気付いたら購入していましたw

 

また、今回はL Packageという最上級グレードのAWDモデルなので装備が豪華です。ここからさらにオプションが4つ付けれまして、中でも私はBOSEサウンドBOSE純正スピーカー10個装備)とCD・DVD・テレビの二つを付けました。あとの装備はここまでくるともう必要ないかなと思えるオプション群です・・・。

 

BOSEサウンドオプションを付けた理由に関してはこちらの動画をご覧ください。

 


【マツダ公式】マツダxBoseの共創 ~上質な室内空間を目指して~

 

とにかく比較して決め手になったのは3つあります。燃費の良さは双方最上級グレードを買えば解決しますが、フォレスターはハイオク、CX-5ディーゼルであるからして圧倒的にディーゼルが維持しやすいこと。内装の質感と装備は価格帯からして、もうワンランク上ではないか?と感じたこと。AWDの進化はスバルに肉薄すること。これらが決め手になりました。詳しい内容については装備が多すぎたり説明するのにここからさらに文章が膨大になってしまうため動画でご確認ください。

 


【マツダ公式】 CX-5 走行動画/主査・デザイナーインタビュー

 


【マツダ公式】新型CX-5開発のこだわり ~アクティブ・ドライビング・ディスプレイ編~

 


【マツダ公式】”G”を感じて運転しよう~安全・安心な走りはドライビングポジションから~

 

これから納車が待ち遠しいです・・・!

CHORD COMPANYの赤い悪魔と白い悪魔たち

どうも つぎです

 

この度、デモケーブルとしてCHORD COMPANYのケーブルを何種類かお借りすることができました!

 

今回は、CHORD COMPANY祭りとして大いに楽しみたいと思います。

 

※ケーブルは個人のシステムによって大きく音が左右されるため参考程度にご覧ください。

 

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真空管アンプの「宿命」

どうも つぎです

 

今回は、真空管アンプの楽しみのひとつでもある球転がしをしばらく行っていましたが思い描いたように音の方向性が定まらず迷走していました。

 

しかし、今回新たに換装した真空管で思い描いたサウンドがやっと出てきたので、これまでの経緯を踏まえてブログに残しておきたいと思います。

 

さて、私が初めて換装した球はSiemens 5814Aでした。最初はそのサウンドに驚き続けざまにRCA 5814Aに換装。その後、RAYTHEON 12AU7へ。

 

その間12AX7をRCA 12AX7→HITACHI 7025→SIemens ECC83と幾度となく換装していました。

 

全ての真空管に於いて良い音色だと思っていましたが、どうも腰高で芯が細い。空間表現やノスタルジーな曲の表現は抜群に素晴らしい。これがもっと太くて芯のある音でも良いと思いフォロワーさんの力を借りてMullard CV4003に換装し、12AX7をRCA 12AX7にしましたが太い音は出ず。

 

ここで私は悟りました。12AX7の音がアンプの音を支配していると。12AU7よりも12AX7のゲインが高いとは言え、そこまで音が支配するほどでは無いと思っていました。しかし、現にMullard CV4003の力を借りても太い音が出なかったということを実感してしまうとそう言わざるを得ません。そして、12AU7は思いの外落ち着いた音のほうが合うと。

 

では、12AX7をMullardにしたら太い音が出るのでは?と単純ですが思ったわけです。

 

そこでこれ!新たな真空管をお迎えしました。

 

TELEFUNKEN ECC83(Mullard ブラックバーン工場)

 

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なんと、TELEFUNKENブランドで中身はMullardというOEM品です。昔は他社の真空管でもよくOEM品はあったようですが、TELEFUNKENとMullardという2大ブランドの名前と品質であれば期待せざるを得ません。

 

それは詳しく見ていきましょう。

 

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少しわかり辛いのですが、ブラックバーン工場製とわかる「B」から始まるエッチングコードとプレートの半円とスペーサーに帽子がご覧いただけると思います。これこそMullardの真空管の構造と言えます。

 

さて、音質ですがやっぱり私の思惑通り「太くて芯のある音」になりました。

 

しかも、驚いた事に落ち着いた音のする12AU7は純正球(曙光電子製)がぴったり。

 

他の手持ちの真空管では、落ち着いた音というよりはクリアで透明感のある空間表現に重きを置いた真空管がほとんどだったので、Mullardと合わせるとせっかくの太い音が腰高になってしまい目指してる音とは違う方向に結果なってしまいました。よって、純正球で決まり!

 

そして、嬉しい事にスピーカーケーブルもヴィンテージケーブルに変更。どんどん音の深みにハマっていきます。タンノイが私好みにどんどん染まっていく楽しさ。

 

この話はまた次回・・・!

【Twitter】北海道オーディオミーティング【オフ会】

どうも つぎです

 

お久しぶりです!さて、最近改めてオーディオ環境を調整していました。

 

最近真空管を換装し好みの音に近づけるための努力をしていましたが、あと一歩のところでうまくいかず。

 

今回その中で同じ真空管アンプを楽しむ仲間とのオーディオミーティングが叶ったので、ご紹介します!

 

まずは、フォロワーさんのオーディオ環境と簡単な紹介から。

 

 

この方は、B&Wと88の真空管で楽しんでいらっしゃいます。前段は様々なヴィンテージ管の差し替えで素晴らしいサウンドを奏でます。(後述します。)

 

とても気さくな方で、話しやすく楽しくオフ会を終えることができました。この場を借りて感謝申し上げます。

 

さて、早速ですが聴かせて頂いた感想を・・・。

 

まずは、音が濃く深い。俗に言う「音のうねり」がすごいです。かといって音が団子になるようなことはなく、しっかりと音が主張しあっています。

 

先代からずっと言い伝えられてきた「真空管の暖かさ」とは正にこの事です。B&Wほど難しいスピーカーはないとご本人は仰っていましたが、私もサウンドを聴いてそう思いました。ここに至るまでにどれだけ時間がかかったのかなぁと。

 

試聴盤はSuaraDSD音源(桜,POWDER SNOW)、ソニーロリンズ、鹿乃などでした。私の音源は、不手際により再生できず。MacでフォーマットしたHDDをWindowsで読み込めないという凡ミスですw

 

ここで私が魔の手を差し伸べます。そう、リアルサウンドプロセッサーです。

 

 

私がELACのスピーカーの時から繋げているRSP-701ですが現行スピーカー、つまりB&Wに繋げたら違いは顕著だと最初からわかっていたので持ってきてしまいましたw

 

繋げて一聴してご本人から一言「結構変わるもんですね・・・!?」

 

ありがとうございます。その一言をいただけて嬉しいです。

 

実際に繋げると音の滑らかさや生々しさなど全ての面で向上。外すとあれだけ最初濃いと感じていた音にすこしギラつきが感じられました。

 

あとは、RCAケーブルのAudioQuest EARTH。

 

これはいまいち違いがわからない結果になってしまいました。

 

このケーブルは機器同士のポテンシャルを最大限発揮できるように裏方役に徹するケーブルなので音が変わるという感覚ではないんですよね。それが私の気に入っているところであります。このケーブルはつけてしばらく聴き込んだ後、以前のケーブルに付け替えると音の方向性が変わってないのに色々な面で足りないという問題に直面するようなそういうケーブルだと思っています。

 

 そんな感じで終了したフォロワーさんのオフ会でした。

 

日を改めて私のオフ会に場所は変わります。

 

私のオフ会前に自分の音をモニタリングすると随分最初と違って音の広がりが増したなぁと。その代わり音の骨格(太さ)が減退したと感じるようになりました。最初はもっと骨格がしっかりしていたのですが、時間が経つにつれて少しずつ音の方向性が変わってきています。空間表現は高まるばかりですがw

 

さて、フォロワーさんはどうお聴きになられたのでしょうか。

 

 

試聴盤は様々な同人盤から玉置浩二やJAZZなど私がチョイスした音源からご本人がお持ちの音源をBluetoothで出力しネットワークプレイヤーで再生しました。また、Audio  / Visualも楽しんで頂きました。PS4 Proで「君の名は。」の再生。youtubeで高音質音源/映像の再生。それぞれ良さがでました。

 

さて、話を戻すとフォロワーさんは濃密で広がりのある音がお好きなようでした。私の環境は濃密というよりも空間表現や雰囲気を重んじるため真逆と言えば真逆故かなり不安でしたがご満足頂けたようです。ただ、私が満足していない骨格の部分は彼も気にしていたので次のオフ会の機会までなんとかしようと思っています。(追記で後述します。)

 

フォロワーさんの以下感想です。

 

 

私の感想としては、フォロワーさんがお持ち頂いた音源。特に70〜80年代の曲がめちゃくちゃよかったです。これには私もびっくり。今の環境だと現代的な音作りより昔の音作りのほうがずっと合います。ノスタルジーな雰囲気と音がタンノイを奮い立たせるように鳴っていました。これこそまさに「音質」。BTでしかもmp3とは思えない表現力。一般的に言われている形式や再生帯域ごとによく言われる「曲の音質」とは違い、「スピーカーから出てきた音の質が高い。」ということです。

 

ずっと聴いていたくなりました。フォロワーさんもまだお若いのですが、選曲の渋さにはやられました。かくいう私もまだ28歳。それを考えても父親世代の曲を聴いて「尊い・・・。」って感覚になったこと無かったので、ちゃんと聴いてみたいというのが本音になってしまいましたw

 

父親のオーディオを聴いて育った私にとって父親の聴いていた曲もまた原点であるので、今度父親にあったら音源をNASに格納できるよう打診するつもりでいます。

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

かなり楽しいオフ会になりましたのでまた機会があれば開催したいですね。

 

P.S.

 

ここから後日談ですが、純正球(12AU7) × Siemens ECC83に交換したらめちゃくちゃ音の骨格が出てきました。音の透明感や雰囲気は少し減退しましたが、ニュートラルで良いバランスで鳴っています。しばらくはこの組み合わせでいきたいぐらい落ち着いてしまいました。

PS4とPS4 proでマルチプレイ

どうも つぎです

 

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

次の動画製作にまだ着手しておりません。ゆっくりとやりますので、気長にお待ちください。

 

さて、世間ではモンハンワールドが発売されましたね!

 

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私も買いました。そして、妻もモンハン4からのハンターさんなので二人でどうにかできないかと考えた結果・・・

 

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2台目の購入しかありえなかったんですね・・・!w

 

しかも、Proです。

 

4K HDR対応のモニターでプレイするモンハンの世界を堪能したく購入致しました。

 

いざプレイして比べてみれば一目瞭然。

 

圧倒的に高精細で奥行き感がすごいです。

 

モンハンワールドはただでさえ描写が綺麗なので4Kの高精細な画面いっぱいに広がる迫力は圧巻の一言。

 

ちなみに、現在下位でまったりとやっております。

 

上位にすぐあがりたいという気持ちは全く無く、妻と同じペースでゆっくりとまったりと楽しんでいます。

 

モンハンは逃げていかないですしねw

 

さぁ、オーディオも少しネタが溜まってきているので、またブログで綴りたいと思います。それでは!

Senheiser 超弩級フラグシップヘッドホン 【HE 1】を聴いて見た!

どうも つぎです

 

本日、ヨドバシカメラ札幌でSenheiser HE 1が試聴できたので感想を綴っていきたいと思います。

 

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ゼンハイザーヘッドホンの試聴体験会開催(ヨドバシカメラ札幌)

http://www.yodobashi.com/ec/news/1000114822/?kind=0002&store=0063

 

さて、その前にゼンハイザーの他製品も聴いて聴いてきたのでそのレビューからさせてください!

 

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今回試聴したのは、HD650・HD800 S・HD660 Sです。

 

試聴環境は、ソニーSACDプレイヤー【SCD-XA5400ES】とゼンハイザーのヘッドホンアンプ【HDV 820】でした。

 

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試聴盤は、EVOLUTIONとマニフィカトです。

 

EVOLUTION

EVOLUTION

 

 

まずHD660 Sですが、最初に思ったのが「装着感が神」ということ。

 

以前、HD650を所有していた時期があったのですが側圧が強くてメガネをしてると痛いという欠点が。それから考えると随分と側圧が優しくなり、しっかりと耳を覆うぐらいの側圧に。そして軽い。

 

音質ですが、ソリッドとウォームの中間と言える低域と中域の程よい空間表現。そしてよく伸びる高域。全体のバランスが整って聴きやすさという面ではHD650よりも進化したと思います。

 

HD650に戻って聴いてみるとウォームで帯域が狭く感じます。より現代的な音になったのはHD660 Sだという感想を持ちました。

 

次にHD800 Sを聴きました。

 

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こちらも装着感が最高でした。

 

音質ですが、HD660 Sよりも全体域に渡って空間表現が強調されますが、音はしっかりと骨格を持って鳴っているので不足なく音楽に身を委ねて楽しむことができました。そして、ヘッドホンの存在が若干ですが消えますね。これは少し感心しました。

 

そして、本題のHE 1です。

 

お値段なんと720万。いやいや、720万円ですよ?

 

はい、どーん!

 

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天然の大理石(カッラーラ大理石)を使用し、12au7×4本・12ax7×4本(ドイツ製 メーカー不明)を使用しヘッドホンをドライブしています。背面の写真を撮影し忘れてしまいましたが、USB入力もついていたのでDA変換も内部でできるようです。

 

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ゼンハイザーの営業の方(?)が同行されていましたが、少し詳しく教えてくれました。

 

ここからは公式ホームページにも書いていません。

 

まず、ヘッドホンにもアンプが内臓されているそうで真空管とハイブリッドで鳴らしているそうです。そして、真空管はメーカー不明だそうです。基本的に詳細は公表しないのがゼンハイザーのポリシーのようです。そして、真空管の特性を全てHE 1用に合わせて最良の状態で出荷しているそうです。また、真空管に蓋のように覆われてるガラスは電磁波対策のようです。大理石の効果もあって振動にも強そうですね。

 

しかし、ドイツ製というのが引っかかっていてもしかしてゼンハイザーでストックを持っていたものを挿してる可能性があるのでヴィンテージ管かもしれません。ムラードやシーメンスだと少し納得がいくのですが。

 

構造的に判断はできませんが、特にこれといった特徴のない真空管です。至って普通の真空管。ブラックプレートでもなければトリプルマイカでもなければスクエアゲッターでもない。強いていうならロングプレートだというぐらいでしょうか。

 

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では、肝心の音質ですが一聴してヘッドホンの領域を超えてきたなと思いました。

 

スピーカーの音と同じ音がします。それも我が家のタンノイと真空管アンプを組み合わせたような音が。ちょっとこれにはやられたと思いました。

 

響きもしっかり感じられるほど広い空間に骨格が伴い、音が濃いです。しかも、ちゃんと真空管の少し荒削りなところが出ていてハイブリットには感じません。HD800 Sで感じたヘッドホンの存在が消える感覚とHD650のような音の骨格がしっかりしてる音を両立させたような音です。これは現代のヘッドホンやイヤホンじゃ表現できないなと感じるほど新しい時代の幕開けを感じました。

 

割と誇張せずに言ってるつもりですが、伊達に700万超えてないなと。ホームページでも書いてある通り唯一無二でした。

 

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所有オーディオ機器の紹介

どうも つぎです

 

兼ねてからブログで所有機器の簡単な紹介をしていましたが、この度youtubeチャンネルに動作や所有感などを動画にしていきたいと思い、まずは上流のネットワークプレイヤーの動画を作成しました。

 

今後、他の機種も紹介していきます。

 

お時間があれば是非ご覧ください。

 


【オーディオ紹介】Cambrigeaudio CXN レビュー