ポタフェス in 札幌 2017に参加しました!
どうも つぎです
みなさんいかがお過ごしでしょうか
最近は札幌も暖かい日が続いていますね
さて、先日ポタフェス in 札幌 2017が開催されました
前回は大きな会場での開催でしたが、今回は街中のとあるホテルが会場でした
前回はとにかく試聴をたくさんして、新しいイヤホンの出会いがあり、とても楽しかった記憶があります
今回ももちろん色々試聴させて頂いたので、レポートさせて頂きます(今回は、目的を持って試聴したので回ったブースは限られています)
①Skullcandyブース
Skullcandyブースと言えば、震えるヘッドホンで有名ですよね!
デザインもカラフルでポータブルするにはファッションの一部としても人気のある機種です
さて、そんなSkullcandyから新しいBluethoothヘッドホンが発売されます!
「Skullcandy,振動する深い臨場感「Crusher Wireless」発売
2017年2月22日水曜日 18時16分41 Asia/Tokyo」より引用
こちらの二色のラインナップになりますが、いかがでしょうか?
私は実物を見てとてもいいなと思いました
音はと言うと前モデルよりも解像度が上がり、低域がモノラルからステレオ(左右で独立して鳴る)になったことでさらにCrusherの魅力が高まったと感じました
ドライバー的には通常のCrusherと変わらないようなので非常にびっくり!
音のバランス的にはどうしても低域が主張してしまうので中域がマスキングされたような鳴り方をしてしまいますが、サラウンド感覚で聴けば十分なものを持っています
聴き心地として以前のCrusherよりも聴きやすくなったとも言えます
②ELECOMブース
次に行ったのが、ELECOMブース
私がELECOMの音を気に入ったきっかけである「EHP-CH2010AGD」の他にも様々な製品が展示されており、興味が沸いたので試聴
とりあえず、上位機種の「EHP-R/HH1000ABK」から試聴してみました
「ELECOM、トップ 映像・音響機器 有線ヘッドホン・イヤホン ハイレゾ音源対応ステレオヘッドホン(EHP-R/HH1000ABK、ハイレゾ音源対応ステレオヘッドホンEHP-RHH1000AシリーズEHP-R/HH1000ABK」より引用
非常に音のバランスが取れておりフラットで、各々の環境のポテンシャルに合わせてイヤホンが付いてきてくれる印象でした
さらに上位機種の「EHP-SH1000SV」は、あの攻殻機動隊で士郎正宗氏がデザインを手がけたというイヤホン
キャッチフレーズ的なものは「アニソンの世界に酔いしれる」とのことで、勢いのある音でしたね
また、ちょうど開発担当者様が会場に来ておりイヤホンの感想をいろんな方からリスニングしてらっしゃいました
いい機会なので少しお話をさせていただきましたが、ELECOMさんなりに色々と考えているんだなと思いました
まず、デザイン的にどれも特徴的な形をしていますが、これは耳に入れた時に3点支持になるようにデザインされているそうです
また、ELECOMさんは「ELECOMさんの音がある」というよりも「リスニングする曲(聴くジャンル)によってオススメしているモデルが違う」とのことでした
メーカーさんごとに音が違うのは当たり前ですが、どのメーカーさんも音のポリシーみたいなのがあって、「このメーカーはこの音がする」という音作りがされています
ですが、ELECOMさんは聴くジャンルごとにそれぞれイヤホンのラインナップを展開しているらしいのです
それならば、HPや店頭などでもっとアピールした方が良いのでは?と思います
どちらかといえば低価格帯なので、最初に手に取りやすいはずですから「このイヤホンはこのジャンルがオススメです」なんてわかりやすかったらユーザーも増えると思うんですけどね
③Astell&Kernブース
今やDAPといえばAKというぐらい高音質DAPとして名を馳せていますよね
最近は、AK70という低価格帯DAP(とは言っても6万前後)も登場してユーザーがさらに増えている気がします
さて、ここに来た理由ですが嫁のイヤホン(JVC HA-FX650)とAK380の相性が良かったのとついでに音楽専用DAPの必要性を知ってもらおうと思ったのが理由でした
この後、嫁はAK70を買おうと決心していたのですが、少し値段が安く音質面も満足したパイオニア「XDP-300R」を買うハメになるとは私も想像できていませんでした()
※理由が理由なだけに私は試聴せず
④onsoブース
リケーブルを商品として取り扱う企業でした
様々な色や端子ごとにラインナップを豊富に扱っており、取り回しが非常に良かったです
嫁がSE215 Special Editionの断線を経験していて嫁主体で試聴していますので、イヤホンのリケーブルについてはこれ以上感想がないのですが・・・
私は嫁が試聴している間HD650とGRACE design m902の組み合わせでonsoのリケーブルを体験していました
m902の特徴もあると思いますが、非常に制動の良い低域とバランスでHD650がうまく鳴っていました
手が出しやすい価格でHD650のバランスが整うならこれはいいなと思いました
ここに来た理由は、嫁がHA-FX650を所持していることと、新世代woodホンがどれぐらい進化しているのかを確かめてもらうことでした
個人的に新世代woodホンの中では、02がお気に入りです
早速woodホンを一通り聴きましたが、02が一番バランスが取れてて好きだという結果に
ブース担当者の方も02が好きとのことで、少し話をお伺いすることに
新世代Woodホンは、01〜03までありますが第2世代の音質をヒアリングした結果を新世代Woodで実現しているとのことでした
シリーズ物なので、当たり前な気もしますが
あとは、イヤホンの構造上の話になりますが、イヤーチップ側に重心を持ってきてきたことで装着感を向上したとのことです
第2世代のイヤホンはFX1100だと特に後方重心なため抜けやすいという問題を抱えていたようです
そんな話を聴きながらブース担当者の方から勧められるまま02の純正リケーブルと純正アンプのSU-AX01を組み合わせて聴いてみました
超濃厚で解像度も高いのに心地よい音の空間と聴き疲れしない出音には驚きました
定価17万の組み合わせになりますが、このイヤホンにはこのアンプと言わんばかりの相性の良さで下手なDAPやアンプを買うよりもずっと幸せに成れると思いました
思わずテンションが上がってしまい、担当者の方も同時に朗らかな感じに
そして、おもむろにブース担当者さんのキャリーバッグから出てきたこのイヤホン
「JVC、ホーム > 報道資料 > 報道資料 2016年 > マルチライブモニターイヤホン、2016年7月12日 報道発表 音楽リスニングの新たなソリューション提案として、クラウドファンディングサービスを活用「周囲音取り込み機能」を搭載した“マルチライブモニターイヤホン”の開発支援プロジェクトを開始~ 自分の演奏する楽器の音をモニターし、アーティストとのセッション体験ができる ~ 」より引用
このイヤホンは、今年の1月にはクラウドファンディングに参加した方々の手元にはあるそうですが、こうしたイベントで試聴するのは私が初めてということ!!!
このイヤホンが出てきた時、あまりにもテンション上がりすぎて写真を撮るのを忘れてしまったのをとても後悔している()
さて、写真でも確認して頂いた通り、カラバリは三色
今回試聴したのは、vintage brownというアコギをイメージしたカラー
これがめっっっちゃかっこいい
えっ、JVCなの?っていうぐらい今までにないぐらいデザインが洗練されており、非常に所有欲を満たしてくれるほど一目惚れしてしまった
カスタムIEMのような光沢のあるシェルが特徴的で、その光沢感がありながらアコギの柔らかい色合いを見事に再現している
音はと言うとモニター調で解像度がほどほどあり非常に聴きやすい
Bluetoothでこれなら非常にアリ
そして、このイヤホンのすごいところは、マイクを搭載しており周囲の環境音を拾ってくれるところ
例えば、ギターを弾きながらイヤホンをつけるとギターの音は全く聴こえないが、このイヤホンならギターの音をモニターしながらイヤホンから普通に音楽も聴ける
つまり、ミキシングができるということ
この他にもイヤホンをしながらスーパーに行って会計時イヤホンを外さないと店員の声が聞きとれないが、これなら相手の声もマイクがちゃんと拾ってくれるので外さなくても音楽に集中しながら買い物ができる
また、地下鉄のアナウンスなんかもモニターできるので普段使いでも非常に便利な仕様になっている
音質云々ももちろんそうだけど、この技術には非常に関心したしデザインも良い
これはヤバいイヤホンが出てきたと感じた
マイクの集音性能はほどほど良いが、どうしても環境音を拾うためノイズが課題なのと、ケーブルが擦れた時にノイズが発生してしまうことなどがこれから課題の様で改善策を模索中らしい
ノイズと言ってもホワイトノイズの様にサーという不快で音楽を邪魔するほどの大きなノイズは無かったので、これが改良されたらすごい音質になりそうだ
⑥りょう太特設ブース
eイヤと言えばこの方、りょう太さんの特設ブースが設けられていた
当日急遽持ってきたというNuForceのイヤホンや茶楽音人のイヤホンなどりょう太さんのお勧めするイヤホンがずらりとあった
フラっと寄っただけなので、特に試聴するものを決めてなかったが、Auglamour R8がたまたま聴いたことなかったので試聴してみた
価格破壊と聴いてはいたけど、どんなものか聴いたことがなかったので聴いてみたら、これはヤバいと思った
アタック感が良く、聴いていて非常に気持ちよい
気付けば嫁が気に入ってXDP-300Rと一緒に買っていた()
という感じのポタフェスでした
基本的に高価格帯のイヤホン類は聴きませんでした(評判の良いUniqueMelodyやWESTONEなど)
というのも、ピュア環境があるのでイヤホンを追及しなくても良いという理由からほどほどの音質が楽しめる1万円前後の価格帯のイヤホンを嗜んでいます
以上、今年のポタフェスは予想以上の収穫でとても楽しかった1日でした
また是非来てくださいね!