つぎさん家

つぎさん家

独り言がだだ漏れ

オーディオインシュレーターの製作 その後

どうも つぎです

 

前回の記事で最後に意味深な記述があったと思いますが、まさにその通りな展開になります。

 

まず、機器に敷いていた無研磨のマホガニーを外して研磨・塗装済みのマホガニーをあてがいます。

 

しかし、何かが違う。明らかに音が軽くなって深みがない。

 

ここで感じたのは敷いていたマホガニーの含水率・重さが影響してると感じました。しかし、自宅には含水率を計測できる機器はありません。そこで手っ取り早くスケールで重さを計測することに。

 

f:id:hedelick:20190717221656j:plain

f:id:hedelick:20190717221653j:plain

 

見た目からは全く重さはわかりませんが、持ってみると確かに微妙な差があることがわかります。そこで、重いモノ(80g台)・軽いモノ(60g台)と選別しました。その後、無研磨・無塗装のモノを取り外し重さを計測。3点支持なので3つの合計の重さと似た重さになるように選別した塗装・研磨済みのマホガニーをあてがいました。

 

しかし、何か違う。

 

そこで、重いマホガニー・軽いマホガニーをプレイヤーからスピーカーまですべてとっかえひっかえして敷いてみることに。プレイヤーにそれぞれの重さのマホガニーを敷くとどういった影響があるのかを実験です。また、塗装の有無も実験しました。

 

すると見えてきたのは、軽いマホガニーを軽い機器(10kg未満)に置くと程よい柔らかさを纏い柔らかく響きます。重たいマホガニーは、逆に窮屈な音になりました。重たいマホガニーに軽い機器はマホガニーの良さを享受できない感じがしました。塗装の有無についてはできれば塗装はしないほうが上記の音質を享受できると感じています。

 

f:id:hedelick:20190717224840j:plain

 

そんな感覚で軽い機器には軽いマホガニー。重たい機器には重たいマホガニーを敷くことにしました。すると不思議なことにめちゃくちゃしっくりくるのです。無研磨・無塗装と比べるとより精度と深みが出るような変化です。特にコントロールアンプは選別マホガニーの中でも中立の70g台が一番しっくりきました。ここだけの話一番音質チューニングで難しかったのはコントロールアンプです。なかなか手ごわかった・・・。

 

ここまで来たのでスピーカーも着手しようと考えた結果、重たいマホガニーを!と思ったのですが、ここでもコントロールアンプ並みの手ごわさが・・・。選別マホガニーより敷いていた無研磨・無塗装のマホガニーが一番良かったのです。ある程度手持ちのマホガニーの音質傾向は理解をしていたとは言え、組み合わせの妙で2転3転するとここまで難しいものですかね・・・。

 

何よりこの試行錯誤がめちゃくちゃ効き、システム全体の品位が格段にあがりました。

 

さて、次回は新しいクリーン電源の投入をし、さらなるシステムの進化を遂げたのでそのお話です。