つぎさん家

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独り言がだだ漏れ

俗に言う『球遊び』

どうも つぎです

 

トライオードのアンプを導入しタンノイの魅力がさらに出たところで前段の真空管を交換したい欲が出てきました。

 

そこで、交換するならヴィンテージ管(年代物)をあてがってあげようと思い、どの球にしようか迷っていたところに手頃な価格で転がっていた『Siemens 5814A 3Mica long Plate』が・・・。真空管のメーカーの中では有名なシーメンスの12au7管。軍用高信頼管です。

 

 

 

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テレフンケンやムラードを最初考えていましたが・・・高い。鉄板ではありますが、テレフンケンだと音が腰高になるのが心配だったのとムラードは出物が無かったというのがシンプルな理由でした。

 

そして、数日後無事に届きましたので早速開封です。出品者は丁寧に破却値まで記載してくれていたので親切でした。ありがとうございます。

 

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さて、外観を見ていきましょう!

 

どうやら海外サイトの情報では1968年頃の年代物のようです。出品者は50年前ぐらいに購入したとのことで、年代がほぼ一致することからまちがいないでしょう。

 

ほとんど印字は消えてしまっていますが写真と構造は一緒ですし、辛うじて残ってる印字からもそれとなく読み取れます。

 

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足も磨いたところで数十時間鳴らし込みました。私のアンプには12AX7もプリ管として刺さっているため、組み合わせて聴き込みました。(トライオード純正管12AX7とJJ管12AX7)

 

音の印象はかなり上下の伸びがあるなぁという感じで、わかりやすく言えばドンシャリでした。中域は少し薄いですが必要十分でスケールが大きくなりました。

 

以上のように12AX7との相性が良くないせいか、イマイチ5814Aの音に追従しきれてないせいで音がまだ硬い。もっと柔らかく表現できるはずだと思い、同じシーメンスの12AX7。それこそE83CCかECC83を買おうと策略を練っているところです・・・w

 

しかし、この後に買うヴィンテージ管に魅了される時が来るとはこの時思ってもいませんでしたが・・・。

 

続きは次回です!