俗に言う『球遊び』 その後
どうも つぎです
さて、前回の記事はご覧頂いたでしょうか。
まだの方は下にリンクを貼り付けておくので是非どうぞ。
前回のおさらいをするとシーメンスの5814A管をゲットしましたというところまででした。
その後購入した真空管の組み合わせが求めていた究極の音のバランスを兼ね備えていたので、「とうとうここまで来たか・・・」という気持ちで賢者モード()
さて、早速ですが出し惜しみせずに紹介していきます。
『RCA JAN 5814A(BLACK PLATE)』
『RCA 12AX7(BLACK LONG PLATE)』
どちらも1950年代〜1960年代のヴィンテージ管で、特に12AX7はRCA社が初期に生産した貴重な管です。(それ以降はOEMモノが多いそうです)
さて、早速前回同様足を磨いてアンプに挿しました。
すると、シーメンスでは感じられない音の張り出し方が特徴的なのがすぐに感じられました。
シーメンスとJJ管の組み合わせでは低域と高域の情報量が多いのに対してRCA管の組み合わせでは高域が少し大人しくなり中域と低域の繋がりが非常にスムーズで情報量が多いおかげで聴きやすくなったのに音の表情が手に取るようにわかる素敵な音に・・・!
そして、今現在エージングが十分に終わったせいかありえないぐらい低域の力強さと迫力があるのに中域の解像度が落ちないので、ロックなんかを聴いても低域の迫力と力強さに負けないぐらい中域が出てきてリアルサウンドプロセッサーのおかげもあって音離れが良くなっています。
本来両立できないと思われていた音がすんなりと出てくることに感激。そして驚きを隠せません。
タンノイにはまだまだ表現できるポテンシャルが秘められてるんだなぁと感じる瞬間でした。
ちなみに、シーメンスの5814Aは非常に貴重な球なので今後シーメンスの12AX7が手に入ればまた組み合わせて使う予定でいます。
さて、次回は
・私がアニソンを鳴らすために意識していること
・私が考える「音の形」とは
以上を記事にしていきたいと思います。