つぎさん家

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独り言がだだ漏れ

クリーン電源の転換期

どうも つぎです

 

今回は以前のブログでもお伝えしていた通り、今回はクリーン電源のお話です。

 

実はクリーン電源の話は初めてします。単純に記事にしてなかったというのが本当のところですが。

 

さて、クリーン電源と言われても正直疑問符なところがあると思いますので簡単にご説明致します。

 

クリーン電源とは「供給する電気をろ過する役割」があります。電気は水の流れによく例えられますが、同様に水をろ過するとどうなるか。答えはおいしい水が出てくるです。では、クリーン電源を当てはめて述べると供給する電気のおいしいところを抽出してくれる役割があります。

 

とは述べたもののそうはうまくいきません。

 

そしてクリーン電源は数年前までは光城精工、アキュフェーズ、PA用とあまり数は多くありませんでした。しかし、昨今急に数を増やしてきました。DC電源用、空きコンセントに挿すタイプ、先ほども述べたフィルタータイプ、リジェネートタイプなど種類も様々です。

 

その中でわかってきたことがあります。少なからずクリーン電源は味付けがあって、特にフィルタータイプは効きすぎる傾向にあることは往々にしてあるということです。

 

そこで昨今改良されている製品があります。

 

それはAcoustic ReviveのRPC-1です。

 

 

RPC-1はコンデンサーや抵抗などのパーツ類は一切使用していないためエネルギーのロスが一切ありません。このため、並列型ノイズフィルターのようなエネルギー感や躍動感の減衰など副作用の発生がなくS/N比や透明度は向上させながら、エネルギー感や躍動感も向上するという相反する要素を両立した劇的な音質向上効果を実現します。

www.acoustic-revive.com

 

詳細は引用元の製品ページをご覧いただきたいのですが、フィルターを使用しない製品も登場しました。

 

そこで私もフィルターを搭載しないRPC-1をと思いましたが、ここで考えたのはTRANSPARENTの優れた技術力でした。フィルターを搭載しながらも電力ロスの無い方式を取り入れたこの技術に惹かれ導入となりました。以下、引用となります。

 

●電力ロスのない独自の優れたラインノイズフィルターを搭載:ラインノイズフィルターを搭載した6系統のAC電源アウトレットを装備。AC電源ラインから混入してくるノイズを低減させ、ご使用のオーディオ・ビジュアル・システムの再生能力を向上させます。ノイズフィルター回路は、トランス、チョークコイル、直列フィルターなど、電流制限や歪の原因となるデバイスは一切使用しない独自の方式を採用し、壁コンセントからの電力を100%クリーンに取り出せます。

www.axiss.co.jp

 

 

そして、これが導入した製品となります!

 

TRANSPARENT PowerBank 6

 

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詳しいことは引用した商品ページから読み解いて頂きたいのですが、ざっと仕様を説明します。この製品は6系統のコンセントとサージプロテクションが搭載されています。また、高周波同軸ライン・LANもサージプロテクトされます。後者のサージプロテクト機能はクリーン電源では珍しい機能ですが、そこは最新鋭のクリーン電源。抜かりありませんね。

 

さて、レビューするからには他のクリーン電源との比較が欠かせません。そこで登場するのが私が使用していたTorus Power CS15です。

 

同じくAXISSが代理店を務めていたカナダのクリーン電源です。ハイエンド製品によく使用されるプライトロンのトランスを搭載したクリーン電源になります。このトランスは独自の構造でコモン・モード、ディファレンシャル・モードノイズそれぞれを改善するという画期的な製品です。

 

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さて、比較ですがどちらもシステムの底上げをするような変化です。ですが、TRANSPARENTはさらに雑味が無くなります。そして何より私が気に入ってるのはTorus Powerを導入した時のようにノンカラーレーションということです。あくまでもシステムを邪魔せず、かといって無ければシステムのバランスが崩れるようななくてはならない存在であることです。

 

ということで、この記事を読んで興味を持たれた方は是非お試しください。

 

私の見解ではクリーン電源で改善される効果はありますが、セッティングはもちろん仮想アースや除電などのほかの要素も兼ねてやっとクリーン電源のありがたみが分かるような気がします。なので、クリーン電源を導入したからといって対策は万全とせずクリーン電源の良さも引き出せるシステムにしていきたいですね!