目指したかったオーディオシステムの形
どうも つぎです。
プリメインアンプを導入してから数年が経った今、完成したシステムを解体。というのも、やっぱり試してみたいシステムがありまして。
長年追い求めてきた最新のネットワークオーディオシステムであるLINNのネットワークオーディオプレイヤーを使った極シンプルな形。
最近LINNの新世代プレイヤーは形も中身も刷新されました。旧世代はDSMというアンプ機能付きかDSというDACとプレイヤーの機能のみを備えたモデルか選べましたが、全てDSMという形で販売がはじまっています。フラグシップに至っては旧世代のフラグシップDACから最新世代のフラグシップDACにまでアップグレードし名前もORGANIK DACに変わりました。
そんな新世代LINNの中でもMAJIK DSM/4というエントリーモデルを購入しましたのでご報告です。
その他スピーカーも現行機種で今まで使用したことのないブックシェルフ型スピーカーを導入して何れはTANNOYに里帰りしたいと思いながらDENTON 85th Anniversaryを購入。
これでレコードプレイヤー、ネットワークオーディオプレイヤー、小型スピーカーとかなり規模が小さくなりましたが纏まりの良いシンプルで決して大型スピーカーシステムに引けを取らない質感のシステムが完成しました。
何故このシステムにしたかったのか
1.全てが手元で操作、管理、設定ができる
2.大型のスピーカー以外にもブックシェルフ型スピーカーで感動したことがあった
3.LINNの最先端、安心の動作、外観的な佇まいが如何に素晴らしいのか試してみたかった
というのがおおよその目的でレコードプレイヤー以外は解体し再構築しました。
今では設定もセッティングも終わりだいぶ形になったので楽しく音楽を聴いている毎日です。LINNはHDMIのパススルー機能もあるので、ゲーム機とテレビを繋ぎゲーム機の音声をシステムから出力して大迫力で楽しんでもいます。
さて、目的の1番に関して言うと最初の設定の段階が終わればあとはスマホから所定のアプリで起動、再生の操作のみで全てが解決するので非常に楽になりました。これに関してはもう何も言うことありません。とにかく楽です。
2番目のブックシェルフ型スピーカーですが、実際にkiso acousticsやTADなど多くのブックシェルフ型を聴いて感動しました。結局TANNOYが好きですし戻ることを考えるとメインにする予定はなく手頃なところで試したいと思いDENTONにしました。TANNOYと同じイギリスのメーカーで、ユニットにケブラーコーンを使用した堅実な作り。音色もストレートで音源に含まれる情報量をしっかりと描く感じがあります。それによるつまらなさみたいなのは無く、伸びやかで人の声の質感は特に良いです。現代の音作りに特化したスピーカーかと思います。敢えて言うならピアノの音が少し違和感があります。TANNOYのピアノの音は本当に素晴らしく、そこで演奏してるかのような煌びやかさがあったのでそれと比較してしまうと残念に聴こえます。
このようなシステムになりましたがトータルでみると本当に導入して良かったなという印象しかありません。
何もかも全てから解放され音楽を聴いたり探したりすることに没頭できる毎日です。
また何れTANNOYのスピーカーに戻れる日は40代かな?とは思いつつ、そのうちふらっとスピーカーが我慢できなくて変わってる気がします。