Jorma Design TRINITY interconnect cable
どうも つぎです
久しぶりにブログに手をつけているわけですが、何回かブログはサボったりしているので通常営業です。
備忘録みたいなところもありますし、まったりやっていきます。
さて、今回のネタは題名の通りですがJorma Designというとハイエンドオーディオケーブルのイメージがあると思います。今回紹介するケーブルは同社のエントリークラスに該当しますが、それでも良い値段します。
とは言いつつも値段なりの理由というのもあって、本題に移る前に少し解説していこうと思います。
Jorma Designのケーブルは、どのモデルも一貫した品質管理(導体の純度など)がされているとお聞きしたことがあります。特に以前のモデルNo.3というモデルでは6N銅を使用していましたが、今回の後継モデルTRINITYでは8N銅を採用し品位を高めているところに品質管理の高さが伺えます。
さて、前置きはここら辺で本題に入りたいと思います。
<Overview>
<Review>
まず以前使用していたケーブルは数多くありますが、その多くは情報量が多くダイナミックに演出してくれることを目的として選んでいました。TRINITYに繋ぎかえて果たしてどのレベルまで追い込んでくれるのか。それだけが心配でした。
多くのハイエンドケーブルあるあるですがどれも癖が強いものばかり。狙った音色にするはずが、ケーブルの音色に支配されることも。支配されてもなおうまく取り込み使いこなす方も多くいらっしゃいますが、少なくとも私は癖が強いケーブルは得意ではないようです。そもそもTANNOYの音色に癖があるため、過剰になりやすいというのが正直なところです。
さて、そんな心配を横目に聴き込みます。
・・・。
「なんか凄すぎて言葉がでないんですが。」
というのが正直な感想でした。
今になってやっと聴き慣れたのでお伝えできますが、なんと言ってもこのケーブルの凄みは【情報量の多さ】と【嫌な音が一切しない】ことじゃないでしょうか。
情報量が多いとステレオイメージが強くなり、曲によってはチグハグになりやすい場合もあります。逆に情報量よりも音のまとまりに傾倒すると音の空間は平坦になりやすい場合があります。いかにこのバランスを取るかというのが難しいのですが、Jormaの場合はこれらを高いレベルで両立させてくれます。
このバランスの取り方を前提に何か尖った部分があるかと言われると無いのです。しかし、間違いなく聴いていてストレスがないほど心地良いスムーズな音楽を表現してくれます。第一印象で凄みを感じさせるのではなく、暫く聴いていると「これはもしかして凄いのではないか」と思わせてくれるケーブルです。
まだまだJorma Designのケーブルには電源ケーブルなどもあるので、機会があれば試してみたいですね。